クラリネットとピアノの新作

この週末は、2009年11月14日の演奏会で初演するクラリネットとピアノの新作の作曲を行い、ほぼ4つの楽章の輪郭が出来た。
「風の舞曲集」というタイトル。約8分くらいの曲になります。
簡潔ながら、生き生きしたリズムの探求として、少し凝った知的なリズム構成の操作を行ってみています。
11月14日の関西現代音楽交流協会の演奏会で初演予定です。
大阪市内、阪急淡路駅近くのトントレフ・ヒコ。

この演奏会では、クラリネットとピアノの為の「3つのヴァリエーションルート」も再演予定。ミヨーとプーランクの名作クラリネットソナタと並べてプログラムを組んでMUのコンサートで初演された曲。3楽章からなる曲で、演奏時間約12分。クラリネットとピアノの編成でのリサイタルには最適なレパートリーかと思います。
もともと、ミヨーやプーランクと並べたサロンコンサートの為という趣旨で書いたので、すっきりした新古典的な曲で、全音階的で印象的な旋律をもった曲です。和声はあっさりしたものです。
クラリネット奏者の皆様、お薦めです。
ご興味のあるクラリネット奏者の方は、どうぞ、お気楽にメール等で一報ください。
現時点、未出版作品なので、無料で楽譜コピーを差し上げます。
この曲のCDは国際芸術連盟から発売されています。

11月14日は、クラリネットは加藤京子さん(旧姓 川口京子さん)、ピアノは園田文子さんの演奏です。
この日は、朴守賢さんもクラリネットとピアノの曲を初演されるので、クラリネット好きな方は、聞き逃せませんよ。