摩耶山 ソマ谷から

午後から摩耶山のソマ谷の登山道をひさしぶりに登る。
季節も緑濃い時ではあるが、ずいぶん、谷の周りの木々がうっそうとして、昔の爽やかな明るい滝の続く谷間とは印象が違う。
肝心なところに堰堤がだいぶん出来てしまっている。
とはいえ、久々に見ると、意外と、こんなに滝と岩盤の多い谷らしい地形だったのかと再認識。
しかし、忠実に遡行してみるには堰堤に遮られるし水流も乏しくなっていて薮が増えてしまっている。

オテル・ド・摩耶で、風呂に入り、つい、レストランで贅沢をしてしまったが、ここは良い所だ。夕方になるともう涼しく、テラスも寒いくらいだ。
食事をしている間に、日が暮れて夜景になる。
位置的に神戸中心部から見て摩耶山の山陰なので神戸の夜景が広く見渡せる所ではなく、正面は、六甲山上や長峰山の稜線、右下に、灘区から芦屋方面への夜景が見えるというロケーションだが、それがかえって山の奥らしくて落ち着く。