8月22日はヴィラ=ロボスを聴きに東京へ

2009年8月22日に東京に行く予定。
下記、聴きにでかけます。
30年前の現代音楽を聴くよりも、これからの音楽を作るための参考なるように思う。

ブラジル風バッハは名曲ぞろいだが、晩年の穏健になった時期の作品。
本当は、ショーロスのシリーズの大胆さのほうが刺激的ではあるのだが。

それにしても、ヴィラ=ロボスの没後50年。
オーケストラの演奏会では、ブラジル風バッハの5番とか、ギター協奏曲あたりが少し取り上げられる程度。
これは、村上春樹氏に小説の中でヴィラ=ロボスを登場させてもらうよう読者各氏より陳情してもらったほうが良いであろう。

その中で、この充実した企画が実施されることは、素晴らしい。
企画・主催者に敬意と感謝。

かっては、日本のオーケストラはラテン的なものは不得意というイメージがあったが、
もはや、そういう時代ではないだろう。演奏も楽しみだ。


2009年8月22日[土]14:00 コンサートホールヴィラ=ロボス没後50年記念《ブラジル風バッハ》全曲演奏会

[出演]
指揮:ロベルト・ミンチュク
ソプラノ:中嶋彰子
フルート:斎藤和志
ファゴット:黒木綾子
ピアノ:白石光隆
新国立劇場合唱団[合唱指揮:三澤洋史]
東京フィルハーモニー交響楽団
司会:加藤昌則
[曲目]

エイトル・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ
第6番(1938) 〜フルートとファゴットのための
第9番(1945) 〜無伴奏合唱のための
第4番(1930-1941) 〜ピアノのための 休憩 約15分
第1番(1932) 〜8本のチェロのための
第5番(1938) 〜ソプラノと8本のチェロのための 休憩 約30分
ロビーコンサートあり(ギター:益田正洋)
第3番(1934) 〜ピアノとオーケストラのための
第8番(1944)〜オーケストラのための 休憩 約15分
第2番(1933) 〜オーケストラのための
第7番(1942) 〜オーケストラのための *終演予定時間 18:30頃