鍵盤ハーモニカのデュオ

鍵盤ハーモニカのデュオ、あるいは鍵盤ハーモニカと打楽器のデュオ。
という組み合わせで気楽な音楽を書いてみる。
あまりに気軽に書いたスケッチであらたまった演奏会で発表するようなタイプではない楽しいへんてこな過去のスケッチなども、いろいろ使ってみる。
入場の音楽、潮干狩り、水辺のゴイサギ、Very very sleepyの歌、牛の音楽などといったラインナップでぽつぽつ書いてみる。

本日は小雨でやたらと生暖かい天気。明日からは寒くなるだろう。
五ヶ池を往復走るだけのトレーニングにとどめる。
五ヶ池は、背景が五ヶ山と東六甲の稜線と砂地の岸辺も美しい池で風景は今も損なわれていない。以前は仁川ピクニックセンターとして賑わい、ボートハウスが2軒と売店があって、手こぎボート貸しがあり、何度も乗った。小さな子供の時の写真も残っている。就職間もない独身時代に小学校の時の同級生の女性と乗ったのが最後だろう。池を見下ろす丘には、仁川ハイツの宿泊施設やプールもあり、このプールには小学生の頃、何度も泳ぎに来た。
しかし、風景はそのまま変わらないのに周辺が車道になって歩くコースでなくなったこともあって、かってハイカーが列をなした仁川駅からの道を歩く人も減り仁川ピクニックセンターという呼び名も忘れられた。仁川のピクセンとして一大人気エリアで、仁川高丸の古墳の坂にも茶屋が何軒もあり、仁川上流の広河原は砂地で広々としていて、茶店が近辺には何カ所もあった。仁川渓谷の上流下流にも人がよく歩いていたし、河原は白い砂で清潔で明るい雰囲気であった。
はげた砂地と露岩の多い花崗岩地帯で、どこでも歩ける松林と、砂の尾根に松が点在する風景、春にはツツジが多い明るい植生だったこの一帯は、次第に、濃い雑木林に変わってきて、縦横にあった小径も薮につつまれてきて雰囲気が変わってきている。
近年は雑木林が安定してきて、晩秋は紅葉の山になる。
かって甲山がススキの禿げ山だったということは、今や想像がつかないだろう。
甲山は全山が紅葉する雑木の山になった。

五ヶ池は、残念なことに、池の端を通る車道側にフェンスが張り巡らされてしまった。
これだけの風景の池がもったいないことである。