セールスポイント

マザーアースから楽譜出版されている3作品についてセールスポイントを書いておこう。
この楽譜を扱っている楽譜店の皆様。こうしてなんとか売ってください。

・連弾の為の組曲「島」は、現在日本最高のピアノデュオではないかとの声もある中井デュオhttp://www2.ocn.ne.jp/~nakai.nb/の稀少ライブ音源CD付きというのが売りこみ文句になるかと思います。「あの中井デュオのライブCD付き!」とでもPOP付けられたら良いですね。ピアノ雑誌やPTNA関係などにも最近登場が多く、ご夫婦とも国際コンクール入賞しまくり。ただ、曲がいわゆる家庭っぽい連弾ではないので連弾曲コーナーに埋没していても難しくて売れにくく、現代音楽専門売場では興味ひかず、中井デュオを知っている一般のピアノファンや音楽学生にいかに添付CD欲しがらせるかという工夫もいりそうです。中井デュオは普段の中心レパートリーはブラームスやレーガーなので聴衆層が所謂現代音楽関係と重ならないかと思います。私の手元分は、この曲が最も買ってくれる方が多いですが皆さんCD目当て。作品の内容としては極めて日本的で美しい曲ですが、そこそこ玄人受けのする複雑さと斬新さもあります。


木管5重奏曲「上海の猫」 この曲は現代音楽売場では売れないと思います。アマチュアや学生の木管アンサンブル需要かと思います。比較的平易な曲なのでアンサンブルコンテストやコンサートなどにお薦めというPOPでも付けて、木管関係の売場で、かわいい題名!で目をひけたらと思います。ライヒャ、ダンツィに飽きている人のための木管5重奏なので、ライヒャ、ダンツィと同じ売場に置いて欲しいところです。
この曲のタイトルは学生さんの目を引くようです。「動物、子供」CMは強い(笑)。
売れる商品名目論んでいます。


・歌曲集「木にかえる」は、ピアノパートも難しく、日本歌曲をやる人も気軽に取り組める曲ではないのでもう少し再演機会を増やして曲の知名度をあげなければすぐには売れないかもしれません。詩の良さで目をひくかもしれませんが・・・
将来的には、再演機会が多くなる予想です。そうなれば名曲です。