イノベーション

原子力の予算をカットし、日本の製品力が世界最高水準にある水素燃料電池太陽電池などの分散型電源とコージェネレーションを大量導入し、LEDなど省電力化をさらに進め、一気に系統電力需要を減らしつつ内需拡大で景気刺激し、一次エネルギー利用を高効率化して化石燃料の輸入を減らし、水素燃料電池や省電力機器を21世紀の日本を牽引する産業技術に育てるなど次のビジネスを考えたほうが良いのに、旧産業にしがみつく人達によって社会全体が危険にさらされ、イノベーションが妨げられている状況である。
テレビ、ガソリン車が売れなくなり、太陽光パネルも価格競争厳しい状況で、日本の工業が次に輸出品目として製品力で世界をリードできるのは水素燃料電池コージェネレーションやLEDなどではないか。
系統電力のインフラが整っていない多くの国への輸出、人口密度が低くて系統電力など巨大インフラが維持し難い所など、市場は広がる。
エネルギー白書で2009年に一次エネルギー供給に占める原子力は11,5%にすぎない。この11.5%の為に、第一次産業も観光も国の安全ブランドイメージも損ないつつ、500炉年に1度のリスクが発生しない幸運を祈りつつ原子力固執する必要は無い。
財界も旧来型企業の利益保護のために産業シフトを邪魔する原子力はさっさとやめてエネルギーのイノベーションと、21世紀に日本が何を売る工業製品は何なのか、 21世紀の人口減少の中で、エネルギー資源購買の負担による貿易収支悪化を無くすためには、今、どういう手を打っておくべきか考えるべきだ。

原子力産業関係者と大きな売り上げを得て楽しく接待ゴルフした思い出は忘れなさい。