豊後竹田 瀧廉太郎


高千穂から車で祖母傾の尾平トンネルを抜けて、緒方町へ。
大分のナイアガラ、原尻の滝を見てから、豊後竹田へ。

城を見てから、瀧廉太郎記念館へ行ったが、残念ながら正月で休館だった。
「荒城の月」は、確かにこの土地の空気をもっている。
やはり、音楽というのは環境がはぐくむ。
この竹田には、音楽が生まれてくる街らしいたたずまいがある。

しかしながら、車で走っていると聞こえる調子っぱづれの荒城の月は、過剰なような気がする。
廉太郎トンネルくらいの演出がちょうどほどよいのではと思う。

和菓子が好きなので但馬屋さんに寄った。


作曲したいものをかかえたまま、若くしてなくなった瀧の無念さが迫ってくる。
生きているうちに自分の中で鳴っている音楽を十分発展させて書き残そう。