広島 ヒロシマ 原爆の日  連弾のための組曲「島」

私の作品に、連弾の為の組曲「島」という作品がある。
この曲は、広島の被爆者の戦後の瀬戸内の島での暮らしを描いた芝居、堀田清美作の芝居「島」を劇団神戸自由劇場が上演した際の劇伴音楽を素材に作ったピアノ連弾(1台4手)の組曲

今までに何度か演奏されたことがあるが、まだ広島では演奏されていない。
原爆に関わる音楽であるが、曲そのものは、瀬戸内の美しい風景を思い起こさせる美しい部分が多い。

原爆がどのような所で、どんな人達の上に落とされたのか考えてもらうために、この曲は、核保有各国での演奏会でも演奏されて欲しい。
無数に各地で開催されている演奏会。いつでも全曲をクラシックの有名曲でうめるのではなく、意識ある演奏家の方には是非、この曲をプログラムの片隅に入れてみてくださるようお願いします。

楽譜は、マザーアースから出版されています。
http://kondokohei.hp.infoseek.co.jp/press.htm

http://www.mother-earth-publishing.com/catalog/product_info.php?manufacturers_id=33&products_id=215
この楽譜には、中井恒仁さん、武田美和子さんによる素晴らしい演奏のCDが付いています。