のだめカンタービレ ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

2006年12月19日(火)いずみホール(大阪)の関西フィルでの演奏会。
新作の協奏曲の初演が2つと、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。



これまでにも自作の演奏会が沢山ありましたが、招待券があっても、なかなか現代曲の初演に足を運んでくださる方は少ないのが実情。
東京での「JFCアンデパンダン」、奏楽堂での「アジアの伝統・現代」など、いろいろなコンサートがありましたが、数十人の作曲関係者以外はほとんど聴衆がいません。作曲者との個人的なつながり以外で、フリーで聴きに来られるお客さんが一体、何人いるだろうか・・・。



12月19日の関西フィル
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」と、私の「ピアノ協奏曲」の初演と、吉田美香さんの「しの笛とオーケストラの為の2章」。



のだめカンタービレ」で千秋が弾くのがラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
クラシックの名曲は非常に沢山あるので、このコンチェルトがたとえ人気曲であったとしても、生で聞ける演奏会というのは、沢山あるようで、特定の1曲の演奏回数がそれほど多いわけではない。
関西では、この12月〜1月では12月19日の関西フィルくらいかな。
ということで、「のだめカンタービレ」を読んだり見たりしてラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を生で聴きたいと思った方は、2006年12月19日(火)いずみホールでの関西フィル演奏会は聞き逃せませんよ。



ラフマニノフの第2番と並べて新作のピアノ協奏曲を初演するというのもなかなか大胆で楽しい。
あちらが華麗で憂愁を帯びているなら、こちらは別路線で。


吉田美香さんの協奏曲。しの笛とオーケストラというのも珍しい。
リハーサルちょっと聴きましたが、オーケストラが綺麗に鳴って、鳥がさえずり、日本の風景です。




閑古鳥の鳴く現代音楽演奏会での初演より、こういう演奏会での初演がいいですね。



のだめの影響で、クラシックファン増えると思いますが、
クラシックって新作もあって現代の作曲家が沢山いるんですよ。
のだめちゃんも、課題曲の日本人作曲家の曲、弾いてますね。
千秋様も海外オーケストラを振る時は、日本の指揮者として武満やりますね。