湖北 木之本 己高山

KoheiKondo2007-10-20

JR北陸線で湖北の木之本へ。
駅舎が建て替えられていて、駅を下りると駅前正面の風景が全く記憶と異なり、駅前の街が再開発で無くなったのかと一瞬思いきや、駅舎が100メートル北にずれて立て替えられたので、位置が100mずれただけ。
古い駅舎がまだ残っていて、その前まで来れば、以前見慣れた駅前の街並み。
タクシーで古橋の己高閣の奥の登山口へ。
尾根道を登り、

水の流れる鶏足寺跡を通って、山頂三角点へ。
山頂の東側が少し切り開かれていて、そこから、伊吹山と貝月山と金糞岳と白倉岳が見える。
金糞岳が結構、近くに見えるが紅葉はまだ。
山頂から南への尾根をたどる。まぎらわしい分岐がいくつかあり、しかも脇道に盛大にテープが付けてあるので紛らわしい。
石道へ下る道の途中からは琵琶湖が光り、ススキがでていて風情がある。

麓はこじんまりした茶畑や、旧鶏足寺跡など通る趣在る道で、遊歩道として整備されている。
己高庵で露天風呂と薬湯でくつろいでから木之本駅前へ。
もう夕刻遅くで空いている店も少ない。菊水あめと、ういろと、丁稚ようかんを買って、夕食を食べられる店を聞くと、1件、寿司屋があるとのこと。
さて、もう暗くなった街道筋の古い街並みと行くと、驚いたことに、街中の寿司屋というイメージとは全然異なる立派な店が。
すし慶」の立派な畳の廊下を庭を眺めて奥の蔵で待ち、広間で、焼き鯖寿司と魚の鍋を食べて、最後におじやにしてもらって満腹。他に全く客の姿のない静寂で、外の庭はひゅうひゅうと風が吹く。