オーケストラとの打ち合わせ
12月19日いずみホールにて初演予定の新作ピアノ協奏曲。
オーケストラ部分のみのリハーサルに関西フィルの練習場にて立ち合い。
マエストロも来日。
これまた年末第九の忙しい時に手間のかかる新作で恐縮ですが、音楽史年表に残る初演の演奏会ですので、みなさんよろしくです。
難所が多数あるのは予想していたが、作曲者が予想したほどの混乱はなく無事終了。
マエストロが各部分のリズムを口伝すると、生き生きと生命力のあるポリリズムが立ち上がってくる。
作曲者は、書きおわったら次は、もう別の曲にかかっていますので、曲のことは忘れているし、ダイナミックス、アーティキュレーションなど演奏者に委ねている部分も多い。良い解釈、聴かせ方は、作曲者より演奏者が知っている。
オーケストラと向き合うと、「これはどういう音楽なのですか?」と何十人もの人に質問されているような気分になりますね。