八甲田と下北半島

２００６年の５月連休は青森県で過ごした。
夜行列車の日本海で青森へ。５月４日は船で下北半島へ渡り、大間など海岸沿いをぐるっと路線バスで回ってから、恐山へ。
恐山は、比叡山や高野山と違って、なんとカランとした空間だろう。
境内には、草木もほとんどなく、賽の河原が広がり風車がカラカラと回る。
大きな寺につきものの門前町もない。
境内の砂利のところにぽつんと小屋があって、中は温泉なので、入ってきた。
周囲の山は樹林美しく、カルデラをとりまく山は雪が残る。
湖も生き物の気配がない。　

５月５日は北八甲田へ。
酸ヶ湯から大岳へ向かうが雨と霧で視界も悪く、風が強いので、仙人岱の小屋まで往復。
今年の雪は多い。

５月６日
素晴らしい晴れ。猿倉温泉から南八甲田を巡る。写真のとおりどこでも歩ける雪の山。