2005-11-06 調性のある新しい音楽 現代音楽の作曲家が頼まれ仕事で書いた調性のある曲の旋律と和声で、おどろくほど凡庸なものが多いのは何故でしょう。 調性でもう新しいことは出来ないとシェーンベルクが言ってから、 アントニオ・カルロス・ジョビンも、ラミレスも、ビートルズ、松任谷由実も、山下達郎も、桑田佳祐も、バーンスタインもエンリコ・モリコーネもボブ・ディランもみんな調性で新しい旋律が書けている。 で、どこぞの大学の先生の教育用課題曲なんぞやの驚異の凡庸なる調性音楽より、当然、こちらのほうが売れることになる。